カナヘビってご存知ですか?

ヘビ?って思われた方もいるかもしませんが、カナヘビはトカゲの仲間です。

トカゲよりスリムで、長い尻尾が特徴です。

案外私達の身近にいて、空き地の草むらの中や、家の庭なんかにも生息していることが多いです。

子供の頃、遊んでいる時に見つけて「あっ!トカゲ!」と思った中に、カナヘビはきっといたと思います。

カナヘビ 捕獲 時期

カナヘビは、いつ頃、どんなところにいる?

カナヘビを見てみたい場合は、短めの草が茂っている田んぼの畦や空き地なんかを注意深く見てみることです。

体が直接水に濡れるのは嫌いなようなので、あまりベタベタな場所は好まないようです。

時間帯は、午前中。

カナヘビは変温動物なので、朝目覚めたら活動するために、日光に当たりやすい木や石、草などの上に登り、じっと日光浴をしていることが多いのです。

季節はというと、春〜夏〜秋にかけてが活動期間で、冬は冬眠してしまいます。

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カナヘビの捕獲方法

もし、カナヘビを観察するために捕獲するのなら、春がおすすめ!

春は目覚めたばかりの、まだおネムでのんびりしたカナヘビが見つけやすいのです。

秋だと、飼育下で冬眠へ導くのは初心者には難しいので、意図せずカナヘビの命を奪ってしまうことに繋がる場合もあります。

夏は、カナヘビも体温が上がり過ぎるのを防ぐため、日陰に隠れていることも多く、見つけにくいかもしれません。

捕獲するときは、素手か軍手をつけて臨むほうが、捕まえやすいです。

両手を使って、カナヘビの進行方向に並行して手をかざし、素早く上からかぶせる感じで捕獲します。

このとき、カナヘビは尻尾を自切できますので、尻尾を掴まないように気をつけましょう。

自切した尻尾は、骨ごと切り離しているので、再生はしますが骨は再生されないそうです。

カナヘビは、俊敏な動きをするので、はじめて捕獲に挑戦する場合は失敗するかもしれません。

でも何度か経験するうちに、コツがつかめるのではないでしょうか。

まとめ

カナヘビを捕獲するのに、網を使わないのは、カナヘビを傷つけない為でもあります。

大昔の恐竜の子孫であるカナヘビは、飼育して餌付けすると手にも上ってくるようになり、とてもキュートです。(まるで、手乗り恐竜?!)

寿命を全うさせてあげるためにも、優しく接してあげてくださいね!

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