とても飼育しやすいカナヘビ。

その生息地も幅広く、育てるのも楽で、さらに赤ちゃんの頃から飼育すると手に乗ってきたりと人懐っこいカナヘビ。

しかし、いくら飼育しやすくても自然界で本来生活するカナヘビをどのように飼育したらよいのでしょうか。

カナヘビ 飼育 産卵

カナヘビの飼育の環境

カナヘビの生息地は北海道から九州地方や諸島まで幅広い地域に生息する爬虫類です。

肉食の爬虫類ですが、なんでもよく食べ、特に難しい飼い方は必要ないので手軽に飼育できます。

カナヘビ一匹であれば大きい容器も必要なく、大体水槽も30センチほどのもので大丈夫です。

土を敷き、隠れられるように瓦や石などを入れて置きます。

さらに持ち運べるようにしておくといいでしょう。

カナヘビはとても日光浴が好きな爬虫類で自然界では10時~14時くらいの間に石畳などで日光浴している姿が見られるくらいなので、部屋の中で飼っていても日光が当たるところに連れて行けるようにします。

カナヘビの好きな日光と水

もし移動できない場合は、蛍光灯などを当てるようにします。

しかし日光浴や蛍光灯などを当て続けると、とても心配なのが乾燥です。

乾燥はカナヘビにとって命に関わります。

日光を当てていて、水槽の中の岩の下などに潜るようでしたら日光浴は終了です。

そして毎日ではなくて週2.3回でいいです。

乾燥を防ぐために霧吹きなどで土を湿らせるようにしましょう。

カナヘビは身体についた水分を舐めて水分を取るので、必ず霧吹きでかけてあげてください。

餌もコオロギなどの虫を切らすことなく与えましょう。

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カナヘビが産卵前の注意

産卵時、メスのカナヘビは食欲旺盛になります。

オスのカナヘビはそんなに食べないのですが、栄養を蓄えるためメスのカナヘビは四六時中食べていたりします。

産卵前は特に餌の量には気を付けてあげましょう。

さらにカナヘビは産卵すると面倒をみる爬虫類ではないので、親と卵を分けて生活させます。

そうしないと親のカナヘビが卵を蹴ってしまい卵を割ってしまったり、卵が上下逆さになると中の赤ちゃんは窒息してしまうからです。

まとめ

カナヘビは飼いやすい爬虫類ではありますが、まだまだいろんな謎が残っている生き物ではあります。

しかし、とても人懐っこく愛着がわく爬虫類なので初心者の人にお勧めです。

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