家の庭や公園、山の中などでよく見かける茶色の小さなトカゲがカナヘビです。
ニホントカゲとよく似ていますが、実際は別の生き物なのです。
カナヘビはとてもおとなしくて温厚な性格なので、小学生でも安全に飼育することが可能です。
上手に育てれば7年間ぐらい生きたりもするのです。
そんなカナヘビの飼育方法についてのご紹介です。
カナヘビはどこで捕まえることができるのか
カナヘビは生きたものを餌として食べますので、虫がたくさんいるところに潜んでいます。
例えば、木がたくさん生えているいる所や草がたくさん生い茂っている場所などには、いることが多いです。
川、池、田んぼなどの水があるところであれば、いる確立が高くなります。
捕まえる時は、朝の時間帯がおすすめです。
カナヘビは朝方は体温が低くなって動きが鈍くなっているので、そこを狙っていきましょう。
網で捕まえるよりも、素手で捕まえたほうが確実に捕まえられます。
飼育する時に用意するもの
飼育ケース用の60cmぐらいの水槽、霧吹き、土、隠れ家になるようなもの、のぼり棒、植物があれば十分に飼育できます。
霧吹きは、水皿に水を入れていても飲まないカナヘビが多いので水やりのために使用します。
土は園芸用の赤玉土が最適です。
野外にある土は粘土質のものが多いので、足に固まってついてしまうのでやめておきましょう。
隠れ家になるようなものは、割れた植木鉢のかけらがあればベストです。
また植物も隠れる場所を作ってあげりするために置いておきます。
隠れ家があると、カナヘビは安心して過ごすことが出来ます。
飼育のポイント
飼育のポイントは必ず日光浴をさせてあげることです。
最低でも週に2回は日光浴が必要です。
時間は30分程度で大丈夫です。
あまり長時間の日光浴は、かえって熱射病などになりますので注意しましょう。
飼育に適した温度は24℃ぐらいです。
体が乾燥しすぎると体力が消耗してしまいがちなので、朝と晩に霧吹きで水をかけてあげると良いでしょう。
霧吹きでかけた水を舐めて水分補給をします。
餌はコオロギやバッタ、ダンゴムシや芋虫を好みます。
採取しに行くのが大変な場合は、爬虫類のペットショップで手軽に購入できます。
まとめ
自由研究のため、カナヘビをツガイで飼って育てるのもおもしろいと思います。
産卵後に孵化した赤ちゃんを見ることができると、とても感動的ですのでおすすめです。
小学生でも簡単にお世話ができるぐらい安全な生き物です。