初めてカナヘビを飼い始めた時に、犬や猫のように毎日餌を与えるべきなのかどうか悩んでしまうでしょう。
予め、適切な頻度を知っておけば心配なく飼育出来るようになりますね。
生餌を喜ぶカナヘビ
自然界に生息しているカナヘビは生きた昆虫などを捕獲して食べるので、飼育している場合でも生餌を喜ぶのは当然です。
一般的に与えられるのは、市販されているミルワームをはじめ、フタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギが適しています。
しかし、いずれのコオロギでも成虫になると大きさがかなりあるのでカナヘビには適さないため、小型の幼虫をペットショップで入手するのが賢明です。
あるいは、成虫を飼って繁殖させた幼虫を与えるのも一つの方法として選べます。
そもそも、カナヘビは自分の頭の大きさより大きいものは警戒をして食べない性質があるので、餌を与える時には生餌でもその大きさを飼い主は見極めるようにしましょう。
固形飼料でも飼える場合もある
カナヘビを飼うときに、雑食トカゲ用の固形飼料を使うこともできます。
ただし、着色しているものや香料を添加したものは、カナヘビは避けがちになるので注意が必要です。
与え方は、あらかじめ15分ほど水でふやかすことでカナヘビが食べやすくなります。
しかし、個体差があり固形飼料でも食べるものと食べないものがいます。
そのためには、生餌と並行して与えるのがおすすめです。
餌を与える頻度
カナヘビを飼うときには、毎日、餌を与える必要はありません。
3日から4日に1度与えるという頻度で十分でしょう。
通常の犬や猫をペットとして飼う時の感覚とは違うので、あらかじめ把握しておく必要があります。
毎日与えすぎてしまう方が、健康を害することもあるからです。
ただし、赤ちゃんの場合にはまだ体が小さいので、毎日餌を与える必要があるのを把握しておきましょう。
まとめ
これから初めてカナヘビを飼う時には、このように餌を与える頻度をまず知っておきましょう。
しかし、餌を与えるのがこの間隔であったとしても、カナヘビの状態を毎日確認するのも怠らないようにしましょうね。