自宅の庭や公園で簡単に捕まえて飼育ができるカナヘビは、自由研究の題材でも大変人気です。
朝方は体温が低くなっているので、比較的に捕まえやすい時間帯になります。
網で捕まえるのもいいのですが、素手で捕まえたほうが確実に捕まえることができます。
小さな子供のカナヘビを飼育する時には、どのようなことに注意を払ったり、どんな餌を与えたら良いのでしょうか?
カナヘビは生きた物を食べる
カナヘビは行動範囲が広くないので、自分の生息場所にいる生きた物を食べる習性にあります。
いろんな昆虫を餌としていて、その種類はコオロギ、ハエ、蜘蛛、トンボ、ミミズなどあらゆる虫になります。
畑の近くならミミズ、民家の近くならコオロギといったかんじです。
意外に果物や野菜などの葉物は食べないのが特徴です。
カナヘビの子供の餌
カナヘビの子供には、少し小さな大きさの虫を餌として与えると良いでしょう。
例えば、アブラムシや小さなダンゴムシなどです。
爬虫類専門のペットショップなどに2mm程度の小さなコオロギなどを販売しているのでそういう物を与えてもいいのですが、値段が少し高めなことと、コオロギはすぐに成長して大きくなるのが早いのが欠点です。
アブラムシは草むらのヨモギの葉などに住み着きやすいので、見つけるのも比較的に簡単です。
また、たくさんのダンゴムシを捕まえて箱などで餌用として育てると、繁殖しやすく小さな赤ちゃんを産みますので、子供のカナヘビには絶好の餌となりますのでおすすめです。
餌も大切だが水分も重要な子供の時期
卵から孵化して間もない子供のカナヘビには、水分は必要不可欠です。
飲み水として水皿に水を入れていてもほとんど飲むことはありませんので、敷材となる赤玉土などを充分に水気がある環境にしてあげておくことが大切です。
身体についた水分を舐めます。
身体が乾燥してしまうと体力が消耗してしまい、ひどい場合は亡くなってしまうこともあるぐらい水分は重要なので、毎日、朝と晩に霧吹きで土を湿らせてあげましょう。
まとめ
カナヘビの子供は、卵の時も水分を含み大きく育ちます。
小さな食べやすい虫を餌として与えて、十分な水分を与えることで元気よく成長していく姿を見ることができます。
飼育次第では8年近く生きるカナヘビもいるようです。