カナヘビは生後3週間から4週間程度で10㎝程の体長になり、子供の状態にまで成長します。
赤ちゃんの時と違って、やや成長をしてからも飼い方の注意点があります。
餌の与え方の注意点
カナヘビは、自分の頭の大きさぐらいまでなら丸呑みができます。
そのため、子供のカナヘビの場合には米粒より少し大きい程度なら丸呑みが可能だと考えられます。
ただし、カナヘビにとって初めて与えられた餌の種類によっては、動きが速いと怖がってしまい、それが原因で食べてくれないということもありえます。
たとえば、コオロギを与える時にも後ろ足を取って動きを制限させた上で与えると、食べやすくなるようです。
このようにして餌に馴染ませていくと、動く餌もだんだんと追いかけて食べるようになってくれます。
ケース内の温度の注意点
カナヘビは、餌を食べる前や後に体温を上げようとする習性がありますので、25℃ぐらいを保つようにすると餌を食べやすくなります。
あまりに温度が低くすぎた場合には食欲がなくなってしまう原因にもなってしまうので、適温を満たす場所に置く必要があります。
また、ケースの中に保温球を活用すれば30度程度の温度に保つことができるので、ケース内の温度を適温にすることができます。
餌を与えても食べないというときは、温度計で確認をしてみるのがおすすめです。
水入れの注意点
そして、カナヘビの子供にも水を与えることは欠かせません。
基本的にはケース内に水入れを準備しておけば良いのですが、水入れから飲まないことも考えられます。
そのような場合には、ケースの本体に霧を吹きかけるのもおすすめです。
また、中に入れている雑草に霧を吹きかけても良いでしょう。
自然に近い環境にしておけば、抵抗なく水も飲むようになります。
まとめ
カナヘビの赤ちゃんがだんだんと成長して子供の状態になった時にも、このような注意点を守りおろそかにしないように飼育をするようにしましょう。
餌を食べない時も、何が原因なのかをあらかじめ想定しておけば対処ができますね。