トカゲの仲間であるカナヘビは、飼育環境が良い状態ですと比較的にたくさんの卵を産みます。

特に6月~7月にかけては産卵のシーズンになります。

飼っているカナヘビの初めての産卵はどのようにしてあげれば良いのか、考えてしまう部分も多いはずです。

土の状態をどのようにしてあげておくべきか、また卵の育て方についてのアドバイスです。

カナヘビ 卵 土

土は十分に湿らせてあげておくこと

カナヘビの普段の飼育では乾燥しやすく通気性が良いものが適していますが、卵にとっては何よりも大切なものが水分です。

飼育容器の敷材に赤玉土などを使っている場合は、産卵場所を十分に湿らせてあげておきましょう。

湿らせてあげている場所で安心して卵を産んでくれます。

カナヘビの卵はとても柔らかくデリケートなので、堅い地に産ませないためにも必ず水分が必要なのです。

カナヘビの産卵の前兆

産卵前のカナヘビのメスのお腹は、はちきれんばかりにパンパンになっています。

大切な赤ちゃん達を守るかのように、この時期はあまり動かなくなってしまいます。

卵の殻に必要なカルシウムを体内で作ったり、食べた餌の消化を良くするために日光浴ばかりをするようになるのです。

しかし、産卵前日のいよいよの日に近づくと産卵場所を探すために急に活発な動きになります。

安心した場所を見つけるともうすぐ産卵です。

産卵は数秒から1分程度で終わります。

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カナヘビの産卵後

それぞれのカナヘビのメスによって産卵後の動きには違いがあります。

産卵後に数時間卵を抱いてジッとしているものもいれば、産んだ後に数分したら離れて活動しはじめるものもいます。

産卵が終わったら卵を守ってあげるために、すぐに回収してあげましょう。

卵の回収の必要性

産卵後にすぐに卵を回収する理由として、卵の中で発育が始まってから上下さかさまになってしまうことでカナヘビの赤ちゃんは窒息してしまうことが多いからです。

また、餌用に入れているコオロギがカナヘビの卵を殻ごと食べてしまうことからも守るためです。

まとめ

カナヘビの卵には水分がとても重要なことが分かりました。

卵が孵化するまでの間も、適度に水分を与えてあげることが大切です。

孵化した赤ちゃんを見たらとても感動的ですね。

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