カナヘビを飼育していると繁殖させることもできるので、産卵し孵化すれば赤ちゃんから飼育出来るようになります。
しかし、バッタやアブラムシをカナヘビの赤ちゃんは食べるのかどうか気になりますね。
孵化はしたものの何を与えたら良いのか分からないと言う方も少なくありませんので、カナヘビの嗜好を良く把握しておく必要があります。
カナヘビは基本的に丸呑みする性質
カナヘビを飼育していて、バッタを与えたのに上手く食べないという方も中にはいると思います。
基本的にカナヘビは丸呑みをする性質なので、大きいバッタを細かくかみちぎって食べることはしません。
大きさが小さい場合なら、飲み込むことが可能になるので食べるのですが、それが出来ないと判断されるほどの大きいバッタなら怖がって食べません。
バッタから反撃されることも考えているのかもしれませんね。
カナヘビの大人なら、バッタの足を取って与えると食べやすくなります。
その他、コオロギやイナゴ、カマキリ、カタツムリなどの幼虫も大好物です。
アブラムシなら赤ちゃんでも食べやすい
一方、アブラムシは喜んで食べやすいのですが、家の中で管理をするのが難しいことや被害が出る可能性もあるので、出来れば室内で与えるのは控えた方が賢明です。
また、小さなクモも喜んで食べるようですが、与えた後に食べたかどうかを確認するようにしましょう。
そうしないと、クモを飼っているような状態になりかねないからです。
まとめ
カナヘビの赤ちゃんを飼っている時に、何を与えたら良いのか悩んでしまいますね。
このようにアブラムシやクモであれば赤ちゃんでも食べやすくなるので、餌として与えましょう。
しかし、周辺の環境や虫のいない時期など、どうしても餌を見つけられない場合には、自然界へ返すことで生き延びられる可能性が高くなることも心得ておくようにしましょう。