野生でカナヘビを見かけることは良くありますが、自宅で飼育することも出来ます。
ただし、カナヘビは脱皮をするので飼育する時には良く観察をしておく必要があります。
また、お子さんがいる家庭では飼育をしていると脱皮の様子も観察することができるので、生き物のメカニズムを身近で知ることもできるようになります。
皮膚がガサガサになると脱皮が始まる
カナヘビが脱皮をするということを、知らないままで飼育している人ももちろんいるでしょう。
その際には、皮膚がガサガサになっているため、何か病気になったのかと心配をしてしまうことも少なくないでしょう。
しかし、それが脱皮の始まりの状態です。
自然に起こり得ることですので、しばらく観察をしているとスルリと体が抜けるようになります。
脱皮後の状態
脱皮した後の状態を見ると、指先の形までしっかりと残っている場合もあるので、ヘビの抜け殻に比べると可愛らしさがあります。
カナヘビの体の細部までわかるというのも、成長段階をしっかりと観察できる魅力がありますね。
皮膚は健康状態を確認するのに役立つ
カナヘビは、皮膚の状態を見て健康状態を確認することができます。
初めてカナヘビを飼い始めた場合には、野生のカナヘビを見て実際に触ってみましょう。
その皮膚の感覚と同じようになっていれば、まず健康状態は良いと考えられます。
脱皮をする時にも、体に不調があると足先や首の部分に一部の皮が残ってしまったりすることもあります。
健全な脱皮をさせるためにも健康状態の観察はとても重要です。
まとめ
カナヘビは脱皮をする生き物ですが、皮膚の状態を見ることで健康状態を判断することもできるので観察は欠かせません。
また、脱皮の様子を観察することによって、カナヘビの飼育も楽しみが増えますね。
抜け殻の形をじっくりと眺めてみるのも、飼育しているカナヘビならではの楽しみだと言えるでしょう。