カナヘビの餌はミミズ、ワラジムシ、果物などいろいろありますが、市販のコオロギを与えるのが主流のようです。
では、どのくらいの大きさのコオロギを与えれば良いのでしょうか。
調べてみました。
ひと口サイズが理想
ひと口でぱくっと飲みこめるくらいのサイズがちょうど良いようです。
カナヘビの頭より大きい獲物だと警戒して襲いません。
カナヘビの大きさに見合ったサイズのコオロギを用意してあげましょう。
もし、大きくて食べにくそうだったら、コオロギの脚を取ってやると食べやすくなるようです。
コオロギはネット通販などで購入することができます。
餌は毎日または1日おきに与えます。
赤ちゃんカナヘビは?
産まれたばかりのカナヘビは、まだ小さくて成虫のコオロギを食べることができません。
でも、赤ちゃんカナヘビは食欲が旺盛で次から次に餌を食べます。
ですので、赤ちゃんには毎日餌を用意しなければなりません。
その場合、成虫のコオロギを繁殖させるのもひとつの方法です。
コオロギの卵は約2~3週間で孵化します。
成虫のコオロギは逆にカナヘビの赤ちゃんをかじる可能性があるので、別々の環境におきましょう。
コオロギばかりだとダメ?
カナヘビは多くの種類の虫を食べないと病気になるといわれています。
何を選ぶかははっきりとは分かっていませんので、採集できた虫はとりあえず与えてみましょう。
アリ、カメムシ、テントウムシ、ハムシは好まないようです。
ミミズ、ワラジムシ、チョウなどは食べるようです。
種類によってはササミ肉や果物、蜜を好むカナヘビもいます。
野外でいろいろな虫を採集する場合、餌の箱を別に作って飼育箱との間に仕切り板を置き、餌の時間に仕切りを外してやればカナヘビが自分で餌を選り分けて食べますし、飼育箱が必要以上に汚れることもありません。
ちなみに側面で開閉できる容器であれば、ハエなどの飛ぶ虫も与えやすく、手を入れるときにカナヘビを驚かせにくくなるのでおすすめです。
カナヘビは上から手を下ろされると非常にストレスを感じて、リラックスできなくなってしまうようです。
まとめ
冬眠から覚めた直後など、食欲旺盛のときは大きなコオロギも襲うかもしれませんが、基本はひと口大のものが良いようです。
また、コオロギにも栄養豊富な餌を与えれば、最終的にカナヘビの健康にもつながります。
充実した食生活を与えて長生きしてもらいましょう。