カナヘビとはトカゲの仲間で、まるで小さな恐竜のような姿をしています。
トカゲよりすらりと尾が長く、ヘビとは違い目にはきちんと瞼もあって、目を閉じている姿は案外キュートです。
ちなみに、目をつぶっても最後までしっかりとはつぶれないので、若干半開きなんですけどね。
そこがまた愛らしかったりして!
その愛らしさに惹かれて、ペットとして飼育している方も多いようです。
カナヘビの餌とは?
カナヘビは肉食なので、生きた昆虫を餌としています。
昆虫でも、バッタやイナゴ、クモなどが好物のようです。
ただ、カナヘビはヘビではなくトカゲの種類なので、ヘビのように大きく口を開けて、捉えた獲物を丸呑みするわけではありません。
カナヘビは、獲物に噛み付き、何度も噛んでから飲み込みますので、昆虫でもどちらかというとやわらかい幼生のほうが食べやすいようです。
そういった理由からか、ダンゴムシやカメムシ、あと大きくなりすぎたコオロギなどは、欲しがりません。
カナヘビに金魚の餌を与えると、食べる?
犬にドックフード、猫にキャットフード、ハムスターですら専用の栄養に配慮した固形フードがありますよね。
では、カナヘビに与える固形フードはあるのでしょうか?
サイズにから考えて、金魚の餌あたりでしょうか?
基本的にカナヘビは、金魚の餌は好まないというのが正解です。
でもまだ生まれてすぐの赤ちゃんの時なら、食べることもあるようです。
あと、かなり根気よく餌付けされたカナヘビが、稀に食べることがあるのかもしれませんが、やはり好物の生きた餌を与えてあげるほうが、カナヘビは喜びます。
カナヘビが生まれ育った土地に住む、生きた餌の捕獲に力を注ぎましょう!
まとめ
カナヘビに与える餌の大きさですが、あまり大きすぎると、節も太くなって固くなりますし、カナヘビが捕まえるのに適しませんので、だいたいカナヘビの頭くらいの大きさがベストな大きさといえます。
与える頻度は、成体なら1日〜2日おき程度、幼体なら毎日与えましょう。
カナヘビは、お腹がいっぱいになればそれ以上は食べませんので、残った餌は生きているなら別容器で飼育してとっておいて、カナヘビがきちんと餌を食べているかどうかを把握しておくようにしましょう。
カナヘビが餌を捉えて食べる姿は、本当に小さな恐竜を見ているようで見惚れてしまいますよ!