カナヘビは、成長段階によって、餌の大きさも異なりますので、説明していきたいと思います。
カナヘビの赤ちゃんの餌の大きさ
カナヘビはふ化直後から、親とまったく同じように餌を求めて走り回ります。
噛む力が弱いので、餌は1口で食べられるサイズのものを与えます。
また、この時期は非常に沢山食べますので餌を切らさないようにしましょう。
産まれたばかりの赤ちゃんカナヘビの餌は、米粒の半分くらいの大きさの虫がメインになります。
アリや固い殻の虫は食べませんので、カマキリやバッタ、コオロギ、クモなどの赤ちゃんを与えます。
カナヘビの大人の餌の大きさ
カナヘビは大きな獲物をくわえて、丸呑みにするイメージがありますが、実際は1口で食べられるサイズを好みます。
大人のカナヘビであればご飯粒程度です。
それより小さいコオロギも好んで食べますが、1口サイズより大きいコオロギの場合、襲うのを躊躇する事があります。
カナヘビは、脱皮直後のコオロギならサイズに関係なく襲い掛かります。
体が柔らかく無抵抗のご馳走である事を本能的に知っているからです。
まとめ
カナヘビの餌の大きさは、成長にしたがって変わってくる事が理解されたと思います。
今、飼っているカナヘビに合わせて、適切な大きさの餌を与えてあげてください。
また、カナヘビは、水もよく飲みます。
そして日光浴も大事ですので、餌だけではなく、注意してあげてください。
また、ふ化後、冬眠前、冬眠後などは、特に大量の餌を必要としますので、その時のカナヘビの成長の度合いによって、餌の大きさも工夫して、十分に与えてあげるようにしてください。
カナヘビには、活き餌が必要になりますので、コオロギを自宅で活き餌として飼われている方もいるぐらいです。
コオロギをわざわざ買いに行くのは大変という方は、コオロギを飼育されるのも1つの手です。
生き物は、それぞれ特徴があり、環境、餌、性格なども異なりますので、自分に本当に合う生き物であるかを考える事も必要です。
飼い始めた後も何かと疑問などが出てきたり、悩む事もあると思いますので、カナヘビ飼育仲間を探しておくのも良いでしょう。