とても良く似ているカナヘビとトカゲは、公園の木の近くやたまに自宅の庭などで見かける事があります。
姿形はとても良く似ているのに、性格が全く対象的な2つの生き物です。
カナヘビは比較的におとなしく、トカゲは縄張り争いで共食いしてしまうほど少々気性が荒いのが特徴です。
もし飼育するならば、カナヘビやトカゲにはどのような餌を与えれば良いのでしょうか。
カナヘビの餌
カナヘビは生きている虫を餌とします。
行動範囲が狭いので、近くにいるものを捕食する習性があるのです。
コオロギ、アブラムシ、カタツムリ、ダンゴムシ、ゴキブリ、イモムシなどを食べます。
飼育する際に餌を採取するのが大変な時は、爬虫類専門のペットショップでミールワームやコオロギを購入すると便利です。
生きていない餌は食べませんので、飼育ケースの中に亡骸がある場合はすぐに掃除するようにしましょう。
また、カナヘビは意外にも果物や野菜は絶対に食べませんので与える必要はありません。
トカゲの餌
トカゲもまた生きている昆虫を餌とします。
コオロギやミールワームは好物です。
顔より大きい餌を与えてしまうと喉に詰まらせてしまうことがありますので、顔の半分ぐらいの大きさの餌を与えるようにしましょう。
大型のトカゲになると、野菜を好んで食べるようになります。
チンゲン菜や小松菜などの葉野菜や人参などの根菜などを細かく切って与えると良いでしょう。
大きくなるにつれて野菜を食べる量は多くなるので、飼育ケースの中のお皿には常に用意してあげましょう。
カナヘビにもトカゲにもサプリメントを与える
カナヘビもトカゲも昆虫や野菜など与えていても、ビタミンやカルシウムが不足してしまいます。
ですので、餌を与える際に専用のパウダー状のサプリメントをまぶして与えるほうが、健康状態を良く保たせることが出来ます。
毎回の餌にまぶす必要はなく、3回に1回の餌の時にサプリメントを与えるぐらいで調度良いです。
まとめ
カナヘビとトカゲの大きな違いは、野菜を食べるか食べないかというところでした。
健康状態を保たせるために日光浴も大切なので、週に2度ぐらいは30分程度窓側においてあげると良いです。