トカゲという名前は良く聞きますが、カナヘビという名前はあまり聞かないかもしれません。
しかしトカゲと呼んでいる生き物がカナヘビだったりするくらい、両者はよく似ています。
そんなトカゲとカナヘビの違いや捕獲方法などは、一体どんなものがあるのでしょうか。
トカゲとカナヘビの違い
住宅街や、道端でよく見かける「トカゲ」。
しかし、それはトカゲではなくカナヘビの可能性があります。
トカゲもカナヘビも体長が20㎝ほどです。
似ている見た目の為、関東ではカナヘビの事をトカゲと言ったりもするくらいです。
トカゲの方が艶っぽく黒光りしていて、カナヘビはあまり艶がなく尻尾が身体の3/2あり長いです。
生物学上、トカゲはスキンク科、カナヘビはカナヘビ科という分類になります。
カナヘビの捕獲の場所やタイミング
トカゲやカナヘビは、どちらも日当たりのいいところで日光浴をします。
日光浴をすることで体温調整をしています。
なので、この日光浴の時間帯に捕獲することが一番簡単に捕獲できます。
カナヘビはとても飼育しやすい爬虫類です。
爬虫類を初めて飼うのであればカナヘビがいいでしょう。
カナヘビは冬は冬眠するので冬以外の季節、春が適しています。
朝の時間帯、日光浴に出てくるカナヘビを狙って捕獲します。
場所は苔のある場所に産卵するので、苔が多く餌となるクモやコオロギが多くいる庭や公園がいいでしょう。
カナヘビを見つけたら頭の先に手を置いて片方の手で押すようにし捕獲します。
慌てて捕まえようとすると尻尾を切って逃げてしまいます。
捕獲する罠の張り方
手で捕獲したり、尻尾切りされる不安がある場合はペットボトルなどに餌となる虫を入れて置きます。
昆虫や幼虫、特にコオロギなどはとても好物です。
餌を入れてカナヘビのいそうな場所に置いておきましょう。
石の隙間などに身を潜めていることが多いので、そういったところを狙いましょう。
日光浴をしている時を狙う場合は、ミルワームなどの虫をタコ糸などで縛って目の前でぶらぶらさせると食いついてきます。
まとめ
トカゲとカナヘビはとてもよく似ているのですが、分類も違い、さらに少し生態も違うようです。
カナヘビは捕獲もしやすく飼育もしやすいので、カナヘビを観察してみるといいかもしれません。