カナヘビの飼育は小学生のお子様の自由研究にも役立つほど、比較的に簡単に育てることが出来る温厚な性格です。
ストレスを与えずに上手に育てる事ができれば、8年近くも長生きするようなカナヘビもいます。
平均寿命は4年前後です。
卵の状態から孵化して誕生した赤ちゃんカナヘビは、とても愛くるしい表情を見せてくれます。
大切に育てていくために環境を整えてあげることは大切な事です。
飼育ケースの中のライトは、どのようなものを使えば良いのでしょうか?
紫外線ライトはとても重要
カナヘビは紫外線を浴びて、カルシウムを吸収するために必要なビタミンDを体内で作ります。
生きた餌だけではビタミン不足になるので、紫外線ライトは必要になります。
毎日のように日光浴をさせてあげられるのであれば、自然光を3時間程度浴びせてあげると良いのですが、忙しい日々の中ではなかなかそうもいかないのがほとんどだと思います。
紫外線ライトを照らすと光に反応して、カナヘビがライト近くでジッとしている姿を見ることが出来ます。
紫外線の照射量を考えてライトを選ぶ
UVBと呼ばれる波長の光が、ビタミンDの合成にはかかせない波長になります。
表記としては、多い、普通、少ないなどの表記になるので、値段に対してどのぐらい出ているのかという部分はわかりづらいです。
UVBの量は%で示されています。
ソケットとセットのもので2000円前後で購入することができます。
蛍光灯タイプのものなどもあります。
紫外線ライトの設置方法
紫外線ライトを設置する際に気をつけなければいけないことは、規則正しい時間に消灯と点灯をすることです。
毎日照明がつく時間がバラバラですと、生活習慣が乱れて体調を崩してしまいます。
自宅に帰る時間が遅くなり、ライトがつけっぱなしの状態などになってしまうとカナヘビは興奮状態が続き、夜眠れなくなってしまいます。
ですので紫外線ライトを設置する場合は、プログラムタイマーと一緒に設置することをおすすめします。
まとめ
人間の女性にとってはお肌の敵になってしまう紫外線も、カナヘビにとっては体力を温存できる光の波長であったことには驚きました。
タイマーをつけて規則正しい生活で育ててあげたいものですね。