小さな体でキョロキョロする姿がとても可愛らしいカナヘビですが、飼育するのも簡単なのでとても人気のある生き物です。

最初に用意する飼育セットも手軽な値段で揃えることができます。

卵や子供カナヘビは特にデリケートな部分が多く、水分がとても重要になってきます。

飼育を始める場合には、どのような床材を使えば良いのでしょうか?

カナヘビ 飼育 床材

容器内に敷く床材

容器は幅60cmぐらいの水槽を使用します。

その水槽の底には吸湿性で乾燥しやすい材質のものが良いと言われています。

爬虫類専用の床材もあるのですが、園芸用の赤玉土で十分です。

野外の普通の土は、粘土質が混ざっていることが多いのでカナヘビの指先に着いてしまい、固まる危険があるので使いません。

新聞紙などもカナヘビを閉じ込めてしまうリスクがある事と、カビの発生があるので望ましくないでしょう。

赤玉土は乾燥しやすいので、糞などもすぐに乾燥させることができ、清潔な環境を保つのに適しています。

水槽底が隠れる程度に、床材として赤玉土を敷くと良いでしょう。

その他に用意するもの

床材以外にも必要なものはあります。

土を万遍なく湿らせるときに使う霧吹きや、カナヘビの隠れ家になるような植物や、陶器のコップ・植木鉢の割れた破片などは水槽内に入れておいてあげましょう。

また、カナヘビは木登りが大好きですので、のぼり棒になるものを公園や山などで拾ってきておいてあげると喜びます。

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ストレスを与えないことが大切

カナヘビはとても動きがかわいいので、ついつい飼育ケースの上から覗き込みたくなる気持ちも分かりますが、絶対にそれはやってはいけない行為です。

上から覗かれることでカナヘビは驚いてしまい、右往左往に動きまわってしまいます

無駄に体力を消耗させてしまい、ストレスを与えてしまうだけなのでガラスの側面からソッと見るようにしましょう。

また、できれば2匹以上で飼わずに1匹だけの空間で飼育するほうがストレスにはならないのでおすすめです。

まとめ

野外で取ってきた土のほうが自然でよいのかと思っていましたが、粘土質でカナヘビの歩行を妨げるものだということが分かりました。

自然の中で生きているカナヘビは、上手に見分けて道を歩いていることも伺えますね。

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