ニホントカゲによく似たカナヘビは、日本列島本土ではよく見かけることがあるトカゲです。

飼育するとかわいらしい表情も見せてくれる生き物です。

しかし飼育の際は、よく糞をしたりするので結構掃除が大変な部分も多いのです。

飼育の時に使う敷材となる土は、どのようなも物を準備すれば良いのでしょうか。

また、どのような飼育方法で育てていけばよいのでしょうか。

カナヘビ 土

飼育容器に敷く土

飼育容器の底には吸湿性で乾燥しやすい材質のものを敷きます。

爬虫類専用の敷材でもいいのですが、園芸用の赤玉土で充分です。

野外にある普通の土は粘土質が混ざていることが多いため、カナヘビの指先に着いて固まってしまいますので使用しないようにしましょう。

また新聞紙はカナヘビを閉じ込めてしまう危険性があることと、カビが発生しやすいので使わないほうが良いです。

赤玉土はおすすめですが、洗って再利用することはできません。

糞や白い尿成分を洗って清潔感のある状態にしたいのであれば、園芸用のハイドロカルチャー用の人工顆粒土が良いでしょう。

ココナッツ系の敷材は絶対に使用しないで下さい。

カナヘビが誤嚥で命を落とす要因となる可能性が極めて高くなるからです。

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土はどのぐらいの量を容器に入れるのか

土をたくさん入れる必要もなく、底面が隠れる程度に入れれば調度良い量と言えます。

繁殖する時は赤玉土を湿らせてあげて、産卵場所を確保してあげることも大切です。

餌や水の与え方

一般的な餌としてはミールワームやフタホシコオロギです。

爬虫類専用のミネラルやビタミンの粉を時々まぶして与えます。

小さい幼虫を専門的なペットショップで入手するか、、成虫を繁殖させながら与えると良いです。

コオロギは比較的に繁殖が容易です。

赤玉土を湿らせた産卵場所と、段ボールを重ねた隠れ場所を作りコイなどの餌を与えておきます。

夏季であれば2週間程度で幼虫が出現します。

繁殖させる容器は必ず密閉させず、風通りをよくしておくことが大切です。

そうする事でカビの発生を防ぐことができます。

まとめ

カナヘビの敷材は園芸用のもので充分であることが分かりました。

たくさんの数のカナヘビを1つの飼育容器で飼うことは傷つけあうこともあるので、あまりおすすめはできません。

1、2個体で1つの容器で飼うようにしましょう。

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